HOME > natural science メンバー > 八重樫 和之 > 八重樫ブログ

ロボットへの道 STEP1電子回路基礎編 第三回授業の反省

文責:八重樫 和之 (2008年5月13日) カテゴリ:八重樫ブログ(23)

講義の目標

電流・電圧の測り方をマスターする!!
やってみよう!!のスタンスですべて電圧電流をはかり、電流電圧の関係を学ぶ。


今回の講座の意図

電流・電圧を測れるようになる。当たり前だがただはかれるのではなく測ったものがどんな意味かを知らないとダメ。少なくとも電流と電圧の関係を気づくような実験をする。具体的には抵抗にかかる電圧・流れる電流を測りつつ電源電圧を変化させる。また抵抗値を変えたときの結果と比較する。


授業の結果

電圧を測るための回路作りにとても時間が掛かった。その結果、並列回路・直列回路を作り電圧を測ることしかできなかった。予定としていた電流の測り方、電流と電圧の関係を知るための実験ができなかった。
また、ただ電圧を測るだけの作業に落ちてしまいつまらない授業になってしまった。


授業の結果に対しての考察

根本的な問題

・なんで電圧を測らないといけないのか?ってのを出せなかった。確かに「ロボットを作るうえでどの部品にどれくらいの電圧が掛かっているかを知るため」だったり「LEDの光り方が弱いときになぜ弱いのか考えるために測る」とは言ったが伝わってなかったのではないか?
・結果作業に落ちてしまった?

作業的な問題

・電流・電圧を測るための授業であるため、「直列回路・並列回路を作る作業自体」には時間を割いても仕方がない。従って部品の配置の例とか出せばよかった


次にまた授業するとしたら

「電流・電圧をなぜ測らないといけないのか?」の1点をまず押さえる。
LEDの回路を二つ用意。抵抗を小さくしよく光るLED、抵抗を大きくしあまり光らないLED,電池を増やし
よく光るLED,電池を少なくしあまり光らないLED.これらをくらべたらいいのでは?

そもそも何が違うんだろう?電流と電圧。電気には二つ測るべき要素があります。
まずは電流・電圧を測ってなぜよく光る、光らないのかを調べよう!!
(前回の復習としての回路作りで明示的に一人ひとり抵抗の値、電池の数を変える)
LEDについてる抵抗、これがないとLEDは光らない。まずは単純に考えるため
LEDをはずして抵抗の電圧電流を測ってみよう!!

今回の反省として、LED回路の場合オームの法則が通じないためこの発想ができなかった。。。
もっと予備実験してればできたかも。

佐瀬くん、林さんとの反省会後

電流・電圧。これをなぜ測るのか?やはりここ足りないのが根本的な問題。今日の授業を思い出すと、一人の生徒が電池の数とLEDの光り方の違いに気づいていた。これを光り方という主観的な判断ではなくLEDにかかる電圧・電流を測ることで客観的にあらわす。この前提で測ってみよう!!だと思う。
しかし実はこの程度のアイディアなら授業前にも浮かびそうである。今回は自分の中で電流・電圧というものが遠かったのが問題。もっとそもそも電圧とは?って考えながら回路を作ってればどうにでもなったと思う。最初はやってみよう!!で広げる方がやりやすいが途中で「そもそも」と考えなおす部分の欠落を感じた。

次回の方針

LEDの光る・光らないの判断ではなく
あまり光らない、よく光るというのを電流・電圧を測って調べよう!!



▲このページのトップNPO法人 natural science トップ

▲このページのトップNPO法人 natural science トップ




Warning: mysqli_connect(): (28000/1045): Access denied for user 'xsvx1015071_ri'@'sv102.xserver.jp' (using password: YES) in /home/xsvx1015071/include/natural-science/include_counter-d.php on line 8
MySQL DBとの接続に失敗しました