TOP > n.s.研究所 > 講義 > コンピュータ・サイエンス講座 > 基礎講座

講義

基礎講座
コンピュータサイエンス―基礎講座・第三回―

文責:田村 友里恵 (2009年3月12日) カテゴリ:基礎講座日誌

コンピュータサイエンス基礎講座 3/13

坂道を自転車で降りるとき、ブレーキをかけないとどうなるか...? 経験的にわかるとおり、どんどんと速くなっていく。 この、速さがどんどん速くなっていくことを加速と呼ぶ。 そして、どれほど速くなったのかは加速度として表わされる。 しかし、どんどん速くなるとは一体どういうことなのだろうか。

解答例

プログラムの解答例は以下のとおりである。
(初期値は省略)

double x;  //ボールのx座標
double y; //ボールのy座標
double Vx; //ボールのx軸方向の速さ
double Vy; //ボールのy軸方向の速さ
double A;  //加速度
x = x + Vx; y = y + Vy; Vx = Vx + A; Vy = Vy + A;

プログラムの意味

今日は、ボールがどんどん速くなるというプログラムを作成した。 今までだったら、位置を予測する式、つまり、物体の位置であるx座標を予測するために必要なのが、速さVxであった。 今回は、速さを予測する式をつくっている。速さを予測するためには加速度が必要となる。位置を予測するために速さが必要であり、速さを予測するためには加速度が必要である。 つまり、加速度がわかることで未来の位置を予測することが可能となる。 高校生は、結構すんなりとプログラムを書けていた。 高校生がそのプログラムを少しアレンジしていると、思いもよらない動きをしていた。 たった数行のプログラムなのに、非常に不思議な動きをしていて、いったい何がどうなっているのか、(高校生も自分も)考えていた。

IMG_1632.JPG

IMG_1633.JPG

(タグ:

■現在のカテゴリ: 講義 > コンピュータ・サイエンス講座 > 基礎講座

講義

コンピュータ・サイエンス講座

マイコン・サイエンス講座


▲このページのトップn.s.研究所 トップ

関連記事

基礎講座


日誌


▲このページのトップn.s.研究所 トップ

n.s.研究所

About n.s.研究所

Activity 活動予定

Thema 研究テーマ

単細胞生物の行動に関する研究

多細胞生物の行動に関する研究

社会性昆虫の行動に関する研究

人の認識に関する研究

環境に関する研究

Thema 開発テーマ

ロボットの開発

作ってみた

Lecture 講義

コンピュータ・サイエンス講座

マイコン・サイエンス講座

Library ライブラリ

LabVIEWを使った物理数学集

VisualC++

Report 報告

学会等での発表

論文発表

その他の報告




Warning: mysqli_connect(): (28000/1045): Access denied for user 'xsvx1015071_ri'@'sv102.xserver.jp' (using password: YES) in /home/xsvx1015071/include/natural-science/include_counter-d.php on line 8
MySQL DBとの接続に失敗しました