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研究テーマ

トゲオオハリアリの女王が示すパトロール行動解析とモデル化
女王-ワーカー相互作用を考慮したシミュレーション

以前、表に示した、ワーカー同士、女王-ワーカーの相互作用について それぞれ係数

  • ・α(ワーカー同士の内部activity交換)
  • ・β(女王→ワーカーへ内部activity現象)
  • ・γ(女王→ワーカーへ内部activity増加)

と分けた(図1:fig1.gif)。 このうち、αは、Total_activity(全アリの内部activityの和)に影響を与えないため、 β,γをそれぞれ10~100まで変更したときの、QTAtime,Total_activityを シミュレーションしてみた。

結果として、図の緑で囲った範囲のβ,γの値をとる際、QTAtimeは通常より短くなった。 しかし、Total_activityを見ると、通常の1.5~2.5倍になっていました(図2:fig2.gif)。 すなわち、女王による相互作用によりそもそもコロニー全体のactivityが上昇している可能性が高い。 改めて、コロニー全体のactivityを計算しつつシミュレーションする予定である。

yaegashi_090922fig1.gif

yaegashi_090922fig2.gif

図2

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