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担当:八重樫 和之
電子音を鳴らし自在に操るには、音の仕組みとデジタル回路から発生するパルス波の仕組みを理解する必要があります。 以下は講座中で行う解説の大まかな流れです。
音とは媒体(主に空気)を伝わる振動です。
人は左のような波が耳に伝わった
ときに音を認識します。
低電圧(ほぼ0V)と高電圧(電源電圧)の
繰り返しで情報を伝えるのがデジタル回路です。
このデジタル回路を用いてパルス波を発生
させます。
電圧のパルス波でスピーカーを振動
させることでパルス波を音に変換
することができます。
プログラミングを構造化することで、
より複雑な音の組み合わせを行うこと
ができます。
この講義では、2回の講座です。第一回は主に音の原理を学び、第二回は応用としてメロディの作成を行います。
音の仕組みとデジタル回路によるパルスの仕組みを理解し、自由自在に一つの音を鳴らさせることを目指します。
一時間目「音の聞こえる仕組みを考えるよう」
二時間目「デジタル回路でスピーカーを振動させ好きな音階の音を鳴らそう」
プログラミングを構造化し、一つ一つの音を組み合わせることで簡単なメロディを作ることを目指します。
三時間目「単音でメロディを作ろう」
四時間目「複数のスピーカーを同時に鳴らして、和音を使ったメロディ作成に挑戦しよう」
今回は以下のような電子回路を使って電子音を作ります。
PICという黒いチップにプログラムを書き込み、電子音を発生させます。
別講座にはなりますが、以下の回路を実際に組み立てる講座も開講する予定です。
現在、準備中です。