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体験型自然科学の教室 かがくしゃと一緒に、子どもと科学する週末、お父さんと科学できる日曜日。

第4回体験型自然科学の教室「海の教室」
子どもたちの発見の教室


ステップ1 こどもたちの発見の教室

子どもたちに、海辺で砂浜で、生きものをたくさん発見してもらいます。この発見の場は、まったく子どもたちのための場で、おもいおもいに、生き物をさがしだし、触ったり、動かしたり、個性がおもむくまま、自然に触れてもらいます。

「これまででいちばん大きい、カニがいるよ!
 つかまえられるかな〜?」

「3にんのちからをあわせれば、
 つかまえられるよ !」


「支点・力点・作用点。
 てこの原理を利用すれば、大きな石も もちあげられるよ」


「わ〜! 貝のなかに、ちいさなカニさんがいるよ!」


「あつ、今ぴょんって なにかが はねたよ!」


「カニは穴の中にいるね。
 みどり、ピンク、いろいろな色のやつがいるね。」


「ちいさいカニは、海にかえしてあげる。
 あしがかたほうしかないカニは、
 しんだらかわいそうだから、逃がしてあげる。」

「また会いたくなったら、ここにくればいいもんね」


「カニをつかまえるのは、簡単だよ。
 穴がいっぱいあるところを、掘ればいいんだから。」

「おっきい穴には、おっきいカニ。
 ちいさい穴には、ちっちゃいカニがいるよ。
 だって、おっきいカニは、ちっちゃい穴を、とおれないもん。」

「カニがいないよ〜」
「カニはよく散歩してるから、いないんだよ。
 穴の中がきらっと光ると、カニがいるんだよ。」


「これなんだろう?」
 ルーペで、大きくして見てみよう。
「貝の赤ちゃんだ〜!」


「これ、ぜったい、みじんこだよ!
 (お父さんは砂だ、って言ってたけど)
 ほらっ、目みたいのがあるよ!
 (みじんこ、それとも砂 ?)どっちかな。
 う〜ん・・・
 これでつついてみたら、どうなるかな・・・
 (ピペットでつついてみて・・・)
 あぁ〜!! 目がとれた !
これ、砂だ〜っ !! な〜んだ・・・」


「このカニについているのなに ? たまご ??
 え〜 !
 こんなにちっちゃいカニなのに、
 たまごをもってるんだね !」


「おっきいカニ、こわいよ〜
 おっきいカニ、こわい・・・」

でも、ほら、こんなにおっきなカニを
ひとりでつかまえられるようになったよ


「はだしになったほうが、はやく走れるよ!」
「どろせっけん〜」
「あたたかいね。太陽のせいかな。きもちいい」
「いろんな波が、あるね」
「きらきら してるね」
「波は、同じもようだね」
「しばらくすると、ちがうくなるね」
「あしあと、いっぱい。ゆりのみちができたよ」
「カモメのあしあと、あったよ」


大きなお山をつくったよ
「すなとどろをまぜるとちょうどよいかたさになるね」
人がのぼれるように、ちゃんとかくどもかんがえたね。
お目めとお耳をつけたね。カニもかざったね。
かざりのおだんごも8つのせたね。
トンネルをほってもくずれないようにつくったね。
カニがなかなかでてこなかったね。
でも、じょうずにぼうをつかってそとにだしていたね。
そのあと、カニがにげないようにもっとくふうしていたね。
「こうすれば、ぜったいカニはにげれないよ!」


「すっげーな、この泡」
「このあわ、なんだろうね」
「ツチノコの、たまごだよ」
「せっけんの、あわだよ」
「水と水がぶつかって、あわになるんだよ」


「しろい砂は、あったかい・・」
ぬれてさむかったから、
ねっころがって、しろい砂の上で、あたたまったよ


「カニパラダイス」


どうすれば、魚が捕れる??
「手づかみでボラをとるのは、
 スピードが速いから、無理だと思うよ。」

「動かないで待ってる方が、いいのかな」