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「電子音発生装置の製作」(林かがくしゃから受注)

文責:遠藤 理平 (2007年9月28日) カテゴリ:八重樫製作所(6)

やえがし工房とは?

やえがし工房とは?
→とにかく自由に作っている場です。作るものは、ロボット製作、実験装置など様々です。
やえがし工房開発記録とは?
→開発の過程で出てきたアイディアや試行錯誤をまとめています。
さらに開発が完了した製品については、科学なんでも講座での実践を意識し、
いままで開発した製品をブラッシュアップする過程をまとめます。

電子音発生装置の製作(林かがくしゃから受注)

今日は林かがくしゃから受注した電子音発生装置の製作を行いました。
しかし、今回の装置はすでに開発が完了しています。ただ製作するだけではつまらないので、実際に講座としてこの装置を作ることを意識しました。
製作の複雑さを取り除くことで、受講する生徒はより装置の仕組みについて理解を深めることができます。

実際にしたこと・考えたこと

・配線を3つ以上重ならないように考慮
→配線が切れたときに対処しやすくなる
・背の低い部品から基盤につける、
→裏返したとき、半田付けがしやすくなる
・PICマイコンのAピンとBピンを分けた
→作りやすいだけでなく、PICマイコンの機能を視覚的にもに分けて考えることができる
・部品の足は切らずにとっておく
→導線をつけなくて済む部分は、部品の足をそのまま繋いだ方が作りやすい
・部品を一列にそろえる
→回路の仕組みをできるだけわかりやすくした

簡略化の様子

一箇所にまとめていたコネクタ部分を二箇所にわけることで、よりトラブルシューティングが容易にできるようになります。
今回使用するPICマイコンには大きく分けてAピン、Bピンの二つの機能があります。
以前はこれらAピンBピンの二つの機能をすべて右側のコネクタに寄せていました。
しかし、これでは回路製作は複雑になり、PICマイコンの仕組みのなっていました。
そこで、今回はAピンは回路上方、Bピンは回路右側にわけました。こうすることで、PICマイコンの仕組みがわかりやすくなるだけでなく、Aピン、Bピン部分に異なる機能のモジュールを装着できます。
結果として回路の簡略化、PICマイコンの機能のさらなる活用、この二つが同時にできました。
以下、今回最も考慮した、配線の簡略化を示した図です。図の上二つが表、下二つが裏です。

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