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草木染のかがく(第9回「山の教室」)

文責:福島 愛 (2007年12月 3日) カテゴリ:体験型自然科学の教室(4)

狙い

葉や幹、どんぐりはみんなそれぞれの色を持っています。
植物から抽出した色素で、真っ白の布を染めたら、布は植物と同じ色になるのかな?
それとも、全然違う色がでてくるのかな?
自分で集めてきた植物で、色を出して、自分のオリジナルの色を作ってみよう。

準備

1.染色につかいたい木の実や葉っぱを集めてきます。

染色に使いたい葉っぱをまとめます。

2.白い布を好きな大きさに切り抜きます。

3.火をおこして、鍋に水をいれ、準備完了。

染色材料と布を鍋に入れます。

4.鍋にどんぐりと白い布を入れて、植物を煮出します。

20分-30分ほど煮出すと、植物から色素がとけだし、
白かった布がそれぞれの煮出した色になってきます。




5.しばらく沸騰する染色液につけたら、アルミニウムイオンの含む液につけます。



アルミニウムイオンを含む液(定着液)に浸します。



定着液に浸ったところだけ、色が変わったのがわかるかな!?

6.水で洗って出来上がり♪

さて、みんなどんな出来上がりかな!?

まだ定着液につけていない部分
定着液につけた部分
色が違っているのがわかるかな?




水溶性のイチョウの色素が、アルミニウムイオンと反応して、
水に溶けない物質に変化したのです。





定着液の役割について

■定着液を入れる前

色素は水のなかで自由に動いています。布の中にも入っているけど、
布から出て行くことも出来ます。

■定着液を入れた後

金属イオンとであったら、捕まえられて、鮮やかな色に変身!
また、この反応によって、色素が水に溶けないものにかわり、布から逃げれなくなります。






今回の実験では、アルミニウムを使いました。
アルミニウムは皆さんもご存知の通り、金属です。
そのままでは水には溶けません。
しかし、金属原子は、電子を授受することで、水に溶けるようになります。



植物は色々な色をしています。
特に秋は緑だった葉が黄色や赤になり、そして褐色に変化していきます。
そして秋にできるドングリは褐色ですね。
これは植物がもっているタンパク質によるものなのです。
緑色は「クロロフィル」、黄色は「カロテノイド」、赤色は「アントシアン」、そして褐色は「タンニン(フロバフェン)」という物質によるものです。
緑の葉はクロロフィル」という葉緑素に含まれる色素によるものですが、秋になるとクロロフィルが分解されます。
そのかわりに、黄色のカロテノイドや赤のアントシアンが目立つようになります。




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