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ホール素子を用いた磁場測定実験

文責:佐瀬 一弥 (2009年3月27日) カテゴリ:AVRマイコン TIPS集(38)

実験回路


ホール素子駆動回路(定電流駆動)

R1=R2=1kΩ
電源には9Vマンガン電池を使用する。

実験方法


実験系

ネオジム磁石とホール素子を向かい合わせ、距離を変えたときの ホール素子の出力電圧を測定する。 距離は、ネオジム磁石のN極を向かい合わせているときに正、 S極を向かい合わせているときに負とする。

結果1

回路の動作中に電圧を測定すると、
Vd=4.5V
V+=4.87V
となった。 下のグラフは、ホール素子の出力電圧と距離との関係を表したもの。


ホール素子の出力電圧とホール素子-磁石間距離の関係

・約50mVの不平衡電圧が生じた。
・最大出力電圧は100mVほど。

結果2

しばらく時間をおいて、同じ方法でもう一度測定してみた。
Vd=4.4V
V+=4.7V


ホール素子の出力電圧とホール素子-磁石間距離の関係

・ほとんど不平衡電圧が生じなかった。
・最大出力電圧は50mVほど。

考察

・不平衡電圧は温度などの外部からの影響により変動する
・磁場による電圧の変化率は保存される
・結果2は電池が消耗したため、定電流駆動が不安定になった可能性がある



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