第9回「科学と社会」意見・交換交流会(ゲスト:川添良幸東北大学名誉教授)
「科学と社会」についての捉え方は、立場によって異なります。議題は、ゲストが「科学と社会」をどのように捉えているのかからスタートし、その切り口から、ゲストと参加者同士で活発な議論を行います。明示的な落とし所をつくることが主目的ではなく、様々な立場の方にご参加いただくことによって、「科学と社会」の現状を浮き彫りにすることを主な目的としています。
※これまでの開催報告は、以下ページをご覧ください。
http://www.natural-science.or.jp/communication/science_and_society/
第9回目となる今回のゲストは、スーパーコンピュータによる計算材料学研究者である、東北大学未来科学技術共同研究センター シニアリサーチ フェローの川添良幸先生(東北大学名誉教授)を迎えて開催いたします。「我々は子どもの頃から、『よく見なさい、そうすれば、よくわかります』と教わり、理科実験から社会現象まで、そういうものだと信じるように育てられてきました。ところが、思い込みは怖い物です」と、「勘違い科学」の事例紹介を通じて、常識を問い直すことの大切さを川添先生からお話いただきます。
「科学と社会」にご興味がある方なら、どなたでもご参加いただけますので、ぜひ奮ってご参加ください。
→ 申込みはここから
1947年、仙台生まれ。1975年、東北大学大学院理学研究科原子核理学専攻博士課程修了。東北大学金属材料研究所教授。ナノ学会会長。科学協力学際センター代表理事。スーパーコンピュータを活用したシミュレーション計算による計算材料学の草分けとして、アジア計算材料学コンソーシアムACCMS主催。50編以上の著書・編著書、800編以上の科学論文を発表。啓蒙活動にも積極的に当たる。