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【2010.01.09】
n.s.カレッジ 今後の説明で重視していく点に関して

文責:八重樫 和之 (2010年1月 9日) カテゴリ:natural science Laboratory(14)
参加者:遠藤、佐瀬、八重樫

n.s.カレッジのカリキュラムと小学生、中学生、高校生の成長段階との対応 議論した内容及び、まとめる際に付け足した内容を合わせてまとめる。

小学校低学年:「触れてみよう!」

小学校低学年から、体験を通して興味・関心を育むことが重要*。 「ものづくり講座」では、電池やモーター、LEDなど身の回りにあるものを題材とした工作を行う。 まずは、身の回りの現象に「触れてみる」ことで体験と理論が結びつく小さなサイクルを積み重ねる。 これにより、知識の背後に必ず存在する暗黙の次元の「知る」という作動、すなわち暗黙知(※)の獲得を目指す*。
(※暗黙知とは認知のプロセス、或は、言葉に表せる知覚に対して、(全体的・部分的に)言葉に表せない・説明できない知覚を指す。たとえば自転車に乗る場合、人は一度乗り方を覚えると年月を経ても乗り方を忘れない。自転車を乗りこなすには数々の難しい技術があるのにも関わらずである。そして、その乗りかたを人に言葉で説明するのは困難である。)

小学校高学年:「作ってみよう!」

現状の小学校の教育現場において、科学が立脚しているルーツとしての原体験がなさすぎると言われている*。 自然法則を本で読み理解したつもりでいても、実感を伴わない知識は使いこない。 小学校高学年に対して「ものづくり講座」では、電子回路の製作の中で、問題解決を明示的に取り入れいることで 試し、積極的に取り組む習慣をつける。 結果として、基礎的な知識や汎用的な技能の素養を身につけることを目指す。

中学校・高校:「試してみよう!⇔考えてみよう!」

中学・高校生の段階において、 これまで学んできた知識を使いこなすことが重要。 「ものづくり講座」で重視していた問題解決の力を更に高めるとともに, 実験の結果を分析し,解釈するなどの科学的探究の能力の育成に留意する。 合理的思考。計画を立て、合理的に解決する思考を鍛える。 自然の事物・現象に対する関心を高め,目的意識をもって観察,実験などを行い,科学的に調べる能力と態度を育てるとともに自然の事物・現象についての理解を深め,科学的な見方や考え方を養うことを目指す**。

引用

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