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【2010.11.25】
生きた知識

文責:松永 大樹 (2010年11月25日) カテゴリ:基礎編(351)

ものづくりの世界では「わかったつもり」という小手先の知識では壁にぶつかってしまいます.
ぶつかった時に,実際に自分の手を動かして,考えて,悩んで,ようやく生きた知識として自分の中に定着します.

本講座ではそんな「実感」を通して理解する体験を大切にした授業/テキストの構成に力を入れています.私の担当する講座を例に取りますと,私自身が危険だと判断した場合以外は生徒さん自力の取り組みを重んじて直面している問題に極力口を挟まないようにしています.


入って一ヶ月〜半年の生徒さんが多くいる木曜日の授業ですが,最近は生徒さんもこの講座の特徴をよく理解してきてすぐに先生に質問するのではなく,自力で直面している問題に取り組むようになってきました.姿勢から「自分の力で作りたい」という熱意が感じられる程の集中力であり,成長ぶりには目を見張るものがあります.




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