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12月28日実施
冬休み短期講座「デジタル門松を作ろう」報告書

文責:岩崎 将明 (2015年1月11日) カテゴリ:入門編(25)

目的

通常のものづくり講座章カリキュラム内では行われない、機械工作や電子工作の技術を習得するとともに、「ものづくり」に対する見方を広げることを目的として、お正月飾りの門松をアレンジした「デジタル門松」を作成する講座を実施しました。受講生はデジタル門松講座の受講を通して箱の作成やアクリルパイプの切断加工といった機械工作技術や、円形基板や両面基板上での細かな配線といった電子工作技術を学びました。その報告を以下で行います。

内容

実施日時:2014年12月29日10:00~17:00 
受講者:3名(小学4年生:2名、小学6年生:1名)
開催場所:FiveBridge(仙台市青葉区北目町4-7HSGビル4階)
本講座では電子工作および機械工作により卓上における写真1のように、一般的な門松に用いられる「松」を光ファイバー、「竹」をアクリルパイプ、「梅」をLEDで表現し、また木板を用いた箱を筐体として作成しました。最後に、それらの要素を組み合わせることで「デジタル門松」を作成しました。


写真1:「デジタル門松」完成図


スケジュール

開始時刻内容
10:00講座趣旨説明
10:30機械工作
11:00回路作成
13:00「松」「竹」回路完成→「梅」回路作成
14:00「梅」回路完成→光ファイバ加工
15:00光ファイバ加工完成→筐体穴あけ及びアクリルパイプ固定用板作成
16:00筐体部品完成→回路仕上げ
17:00門松完成
10:00講座趣旨説明

まとめ

機械工作はものづくり講座設備の都合上一人ずつでしか行えず、講座としての全体の進度をそろえるのは難しい面もありました。しかし、その分安全面は十分に確保して作業が行えており受講生は一人として怪我をすることなく講座を行えられて良かったと思います。電子工作は通常では行わない細やかな配線を要する回路の作成を行った結果、こちらの想定より多くの時間が掛かってしまいました。今後の講座では、配線を考えて回路作成を行うように指導を徹底するとともに、通常のものづくり講座内からも配線を丁寧に整理して行うように適切な指導を心掛けていきます。今後も今回のような季節のネタをこめた「ものづくり」を行えるような講座を実施していきたいと考えております。これからも、ものづくり講座をよろしくお願いします。


写真2:バンドソーを用いた機械工作


写真3:円形基板を用いた電子工作



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