TOP > Activities & Reports > 科学実験工作教室〜ロボットへの道〜 > 【ステップ1】電気回路基礎編 > 【第2期生】(2008.07.15)
講師:佐瀬一弥
前回はロボットの頭脳として働いている、マイコンの使い方を学びました。コンピュータで命令をつくって、マイコンに書き込む。そして、マイコンは電圧を切り替えることができることをしりました。今回は、ロボットの複雑な動きを実現するために重要な条件分岐に挑戦します。
目標はスイッチを押すと、LEDが1,2,3と次々に光り、最後にブザーが音を鳴らす、というプログラムをつくることです。まずは、回路がどうなっているかを考えます。あらかじめ用意された回路を回路図と対応づけるために、回路図を自分で書いてみます。この回路ではスイッチを押しているときに、A0ピンに0Vが入力されることがわかります。
次に、このことを条件にして、もしスイッチが押されたら〜、というプログラムをつくります。新しい文をつかって、スイッチを押すと、LEDが点灯するプログラムができました。
今回で、スイッチを押したら〜、という文が作れました。次回は、今までのプログラムの知識をつかってスイッチを押した後のLEDを光らせ、ブザーをならすプログラムを完成します。