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【教室開催】エコプロダクツ東北2007「環境科学教室」(2007/10/11~10/13)
「自然の不思議-雪の結晶を作ろう!-」(八重樫和之)

文責:遠藤 理平 (2007年10月11日) カテゴリ:エコプロダクツ東北2007(3)

【担当】:八重樫 和之

10月11、12、13日に開催された「エコプロダクツ東北2007」において「環境科学教室」を行いました。
タイトルは「自然の不思議 ―雪の結晶をつくろう!」という60分間の授業です。
小学校高学年、中学生、そして親子を対象に、自然を題材にした工作教室を行いました。

「まだ10月だけど雪の結晶を作りたい。ということで、今回はペットボトルに冬を作ってみます!!
材料は、ペットボトル、スポンジ、つり糸など、身近にあるものばかり。
みんなも気軽にペットボトルに冬を作ってみましょう!!」

ここでは、今回の科学教室で行った授業内容を紹介します。

ペットボトルに冬を作ろう!!

今回は雪の結晶を作ります。
でも、まだ10月、秋です。雪って降っていませんね。

それでも雪の結晶を作りたい!!というわけで、
この授業ではこのペットボトルに冬を作ります。
みんなでペットボトルに冬を作りましょう!!


結晶の核となる素材を選び、つり糸との違いを観察します

子どもたちが雪の結晶のできやすさを予想できるように雪の結晶の核となる素材を用意しました。

つり糸と他の素材を比べることで、子どもたちは素材の違いによる雪の結晶のでき方の違いを考えます。


お父さんもお母さんもお子さんも、一人一つ実験装置を作ります

今回はスポンジ、つり糸、ドライアイス、
ペットボトルを使い、右のような装置を作りました。 お父さんもお母さんもお子さんも一人一つ結晶の装置を作ることで 工作の個人差・素材の差によって雪の結晶がどのくらい変わるかを 観察します。


雪の結晶を観察しよう!!

先ほど選んだ雪の結晶の核となる素材の違いを考えながら、雪の結晶を観察しました。 また、親子それぞれが作った装置を、互いに見比べながら雪の結晶のでき方の違いを考えました。 子どもも大人も結晶ができる瞬間を見逃さないよう、じっくり観察していました。


実験の考察、今回作った実験装置について考えよう

今回は、水にぬらしたスポンジ、雪の結晶の核となる糸などの素材、 そしてドライアイスを使って結晶を作りました。 では、他の材料でも同じように結晶を作るにはどうしたらいいでしょうか?

当日の子どもとの会話

子ども「綿?」
講師「はい、綿!!そうだね。綿でも同じように結晶はできるね!!」
講師「他にもなんか思いついたらドンドン言ってね」
子ども「ティッシュ」「ハンカチ」など
・・・
・・
講師「じゃあ、雪の結晶の核に使う素材は?」
子ども「毛糸!!」
講師「そうだね、毛糸でも水がくっつくきっかけになるから結晶できるね!!」
講師「他にもなんか思いついたらドンドン言ってね」
子ども「タコ糸!!」「髪の毛!!」
・・・
・・
講師「ドライアイスの代わりは何かないかな?」
子ども「氷!!」
講師「う~ん、おしい。でも結晶ができる部分はもう少し冷やさないいけないんだ。」
子ども「塩を入れた氷水!!」
親「液体窒素」
講師「おお!!いいね、雪の結晶は0~-5℃付近でできるから、ここにはそれよりも冷たいものを置くといいんだ。」

講師「というわけで、今回は上の部分には水を含むもの、下にはドライアイスのように氷よりも冷たいもの、
そして結晶の核になる素材をつけ、それらをペットボトルに入れることで結晶を作りました。
みんなもいろいろな材料を試してみ下さい」

以上のようなやりとりを行い、今回作った実験装置の解説をしました。


教育プログラムの詳細



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