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視覚追従実験における運動制御モデル

文責:佐瀬 一弥 (2008年11月28日) カテゴリ:ヒトの視覚情報処理にもとづいた運動制御(7)

対象に正確に合わせたい ⇒ 復元力

人は対象を捕まえようとするとき、何を認識し、それをどのように統合し、運動制御するのだろうか。最も直観的な合わせ方を考えてみた。
・ 物体から距離が離れるほど、手の動きを速くする。
・ 体と速さの差が大きいほど手の動きを速くする。
このことをそのままモデル式にしてみると、


ここで、X はトレーサの座標、T はターゲットの座標である。比例定数をC1、 C2 と置いたが次元は考慮していない。 自分を対象にした実験結果の中で、減衰振動のようなグラフが得られたことも、 復元力でモデル式を構築するのに寄与している。思いついたままに考えてみたが、 このようにかけるための前提を考えなければならない。

モデル式の左辺と右辺の意味

左辺

左辺は人間が操れる項。たとえば、上の式では、トレーサの加速度とした。つ まり、加速度を自在に操れることを前提としている。もしかしたら、速度かもし れないし、絶対的な座標かもしれない。

右辺

右辺は人間が認識できる変数から成る関数。視覚情報から、ターゲットの座標、 トレーサの座標は認識できると思われる。あるいは、あくまでトレーサに対する 相対座標を認識しているとしか言えないかもしれない。
ターゲットの速さ、トレーサの速さを認識できるかは、よく考える必要がある。 たとえば、速さに反応するニューロンがあることは事実である。しかし、視覚情 報に直接速さの情報が入ってくるわけではない。そのため、どのように速さを認 識するかに答えていない。物理で考えれば、速さを知るには、ある2つの時刻の 位置と時間間隔を知る必要がある。すなわち、人間が直接的に認識できる視覚情 報は、空間の中の位置と時刻と考えるならば、速さを知るために、何らかの方法 で時間間隔⊿tを認識しなければならないことになる。



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