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定常状態の解析

文責:佐瀬 一弥 (2009年1月20日) カテゴリ:ヒトの視覚情報処理にもとづいた運動制御(7)
今回は、実験結果から一定の特性を示すと思われる部分を抜粋して解析する手法と、その解析結果を発表した。

定常状態

試行開始から1秒間を除くことで、定常状態を切り出して解析した。 それによって、初めの大きなぶれを除く。 ただし、観測時間が十分に取れないため、速さが4段階、5段階の時は定常状態の 解析はしないことにする。 また、取り除いたぶれは遷移状態として、別に解析する予定。

定常状態の解析手法

①T-Xの時系列の10回平均
②T-Xの時系列のフーリエ変換の10回平均
③T-Xの分布の10回平均
④$\frac{dX}{dt}-\frac{dT}{dt}$の時系列の10回平均
⑤$\frac{dX}{dt}-\frac{dT}{dt}$の時系列のフーリエ変換の10回平均
⑥$\frac{dX}{dt}-\frac{dT}{dt}$の分布の10回平均

解析結果

図は、subject1のlevel1の解析結果。気づいたことは、速度の分布が負に偏っ ていること。これは、ターゲットより速度が遅い時間が多いということを意味する。ターゲッ トより速度を速くしたらすぐに速度をゆるめてターゲットが追いつくのを待つというように位置合わせをしているのではないかと思われる。




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