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第1回 natural science シンポジウム(2008.07.13)
技術の司令塔・プログラミングを体験しよう!(日本ナショナルインスツルメンツ株式会社)

文責:大草 芳江 (2008年12月 2日) カテゴリ:第1回 natural science シンポジウム (2008.07.13)(28)

 脳は生物の司令塔だ。音や光など環境から色々な情報をもらって(インプット)、脳は考え、そして体に動け・話せなどと(アウトプット)、命令を行っている。機械も同じように、コンピュータという司令塔からの命令によって、外部からの情報をインプットし、目的に応じて外部にアウトプットすることができる。目的達成のための、インプットからアウトプットまでの一連の流れが、アルゴリズムと呼ばれる部分だ。このアルゴリズムを人間がコンピュータに指示するためには、プログラムという文書が必要となる。

 National Instruments(ナショナルインスツルメンツ、以下NI)社が提供する「LabVIEW」は、プログラムを記述する人工言語・プログラミング言語のひとつ。制御システム系における汎用ソフトウェアとしては世界唯一の製品であり、世界トップシェアを誇る。

 プログラミングによる機械の制御は様々な分野に応用されており、便利なわたしたちの生活とは切っても切り離せない関係にある。しかしながら、市販品を利用する側のわたしたちには、プログラミングに触れる機会はほとんどない。そこで「Cafe natural science」では、技術の司令塔であるプログラミングを体験してもらおうと、パソコンの他にも、カメラやマイクなど様々な入力デバイスや出力デバイスがずらりと用意された。同じパソコンでも、プログラミングで与える命令によって、ボイスチェンジャーや防犯カメラ、Wiiリモコン風のゲームへと変化することを楽しみながら体験。参加者らは「現代社会のPCの元となるものを体験できた」「倒立振り子や防犯カメラなどとても楽しかった」「Wiiの仕組みが分かりました」と、アルゴリズムを実感しているようだった。担当した日本NIの鴨志田さんは、「企業向け製品を一般の方々に知っていただく機会はなかなかない。見えないところで技術を支えているプログラミングがどのようなものかを知っていただく非常によい機会となり良かった」と話していた。

出展者の声

1.出展ブースのコンセプトとねらい

 プログラミングによる機械の制御は様々な分野に使用されていますが、市販品を利用する立場の方にはこのプログラミングに触れる機会は殆どありません。弊社ブースでは普段目にすることのないプログラミングによる機械の制御に触れていただき、同じパソコンもプログラミングで与える命令次第で色々な機能を実現することができることを手で触り、目で見て、耳で聞くことによって体感してもらうことが狙いでした。

2.出展を終えての感想など

 普段弊社製品を使用する機会のない方にも実際に五感で感じていただくことができ、見えないところで技術を支えているプログラミングがどのようなものかを少しでも知っていただく非常によい機会となりました。

3.natural science に対するご意見・要望など

 この度はシンポジウムに出展させていただき誠にありがとうございました。今後も是非定期的にこのような場を設けていただければと思います。



Contents 第1回 natural science シンポジウム

第Ⅰ部(報告)

第Ⅱ部(意図)

第Ⅲ部(研究報告)

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