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第1回 natural science シンポジウム(2008.07.13)
アイディアがどんどん出てくるゲームをしてみよう!(株式会社デュナミス)

文責:大草 芳江 (2008年12月 3日) カテゴリ:第1回 natural science シンポジウム (2008.07.13)(28)

▲ カードゲーム「ブレスター」の一部


▲ アイディア出しに、真剣に悩む子ども

 新しいアイディアを生み出したい。そんなとき、ビジネス界で利用される発想支援法のひとつに「ブレインストーミング」がある。ブレインストーミングとは、小数の集団が自由奔放にアイディアを出し合い、互いの発想の異質さを利用して連想を行うことで、さらに多様なアイディアを抽出しようとする集団発想法。質より量を重視し、お互いの意見を批判せず、奔放なアイデアを歓迎し、それぞれのアイディアを結合し発展させることで、新たなアイデアを生み出していくもの。意思決定には適さないが、多様な切り口の発想が生まれ、自由奔放なアイデアの原石が生まれやすく、また経営者・マネジャーと若手社員などが効果的にコミュニケーションできるなどの効能を期待できるという。

 そんなブレインストーミングをカードゲームにしたのが、仙台のベンチャー企業デュミナスが販売する「ブレスター」である。ゲームに熱中すればするほど自然とアイデアが出てくるよう工夫されており、知らず知らずのうちに、ブレインストーミングの基礎が身につくというもの。「創造性の涵養(かんよう)は大変難しいが,この製品はそれをゲ-ム感覚で楽しくできる」と評され、第11回みやぎものづくり大賞優秀賞を受賞している。

 通常は高校生以上が対象だが、「Cafe natural science」では小さな子ども達も挑戦。「お小遣いを増やすには」など、子どもたちにとってリアルな問題を解決するためのアイディアを出し合った。参加者は「いろいろなアイディアが浮かびました」と話していた。また子どもと対戦した親は「意外な考えが分かって楽しかった」「小さい子供にとってこれからの成長につながる」と普段とは違う子どもの一面を見たようだった。

出展者の声

1.出展ブースのコンセプトとねらい

アイデアを出すという行為を通じて、アイデアを出す楽しさを知ってもらいたい。(遊ぶ時間が欲しいと思っていても、それを実現するためのアイデアを考えることは少ないと思ったので)。

2.出展を終えての感想など

ワークショップ型なので、多くの方には体験していただけなかったが、体験していただいた方にはアイデア出しの楽しさの一端は知っていただけたようです。また、今回持ってきたのが大人向けだったため、子ども向けのブレスターを望む声が多かったのも印象的でした。

3.natural science に対するご意見・要望など

今回のイベントが東北大学内で行われたにもかかわらず、学内での周知がなかったようで、学生が来なかったのが残念でした。当日、たまたま来た学生さんが「おもしろい」と言っていただけに、勿体ないなぁと。



Contents 第1回 natural science シンポジウム

第Ⅰ部(報告)

第Ⅱ部(意図)

第Ⅲ部(研究報告)

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