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第6回「科学と社会」意見交換・交流会
結果報告(ゲスト:数井 寛 氏 経済産業省東北経済産業局長)

 「科学と社会」意見交換・交流会とは、「科学と社会」をテーマに、毎回各界から多彩なゲストを迎え、宮城の日本酒を交えながら、ざっくばらんに議論するニュータイプのサイエンスカフェです。「科学と社会」についての捉え方は、立場によって異なります。ゲストが「科学と社会」をどのように捉えているのかお話頂くところから会はスタートし、その切り口から、ゲストと参加者で活発なディスカッションを行います。
※「科学と社会」意見交換・交流会の詳細と、これまでの報告

 第6回目となる今回は、7月11日(土)の学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ2010内にて、東北経済産業局局長の数井寛さんをゲストに迎え、特別編として開催しました。数井さんは、東京大学教養学部卒業後、通産省(現経産省)に入省。これまで中小企業庁等で数多くの支援施策の立案・実施に携わってきた方です。
 数井さんには、これまで何度か弊社サイト『宮城の新聞』取材活動にご協力いただいていますが、毎回お話を伺う度に、「技術に誇りを持つ日本人ならではの職人気質」が持つポテンシャルを、肌身で感じている方なのだなと感じていました。そこで先日、ロングインタビューの機会を頂戴しまして、数井さんが「日本人ならでは」というものをいつも意識されているような印象を受けるのは、なぜなのかを聞いて参りました。

 ロングインタビューでは、これからの社会で必要な力、日本人の強み・弱み、そして、グローバリゼーションの中で、日本、東北はどうあるべきか等、大変興味深いお話を伺うことができました。そして数井さんのお話を伺い、臨場感と切迫感をもって伝わってきたのは「世界の中の日本」という認識の重要さ、つまり「グローバリゼーションの中の日本、東北」という視点の重要性です。

 本会は、数井さんの切り口である「グローバリゼーションの中の日本、そして東北」について、数井さんからその意図をお話頂く講演会からスタートしました。後半の1時間半は、宮城の日本酒やお魚も交えながら、立場の異なる多様な参加者が、交流会形式でゲストの数井さんとざっくばらんに意見交換をしました。本会は、明確な落としどころをつくることを主目的とせず現状認識を主な目的としています。 毎回、多様な立場のゲストと参加者により、「科学と社会」の多面性が浮かび上がる場になることを目指します。

開催概要

日時2010年7月11日(日)18:00~20:00(学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ2010内)
場所東北大学川内北キャンパス
ゲスト数井 寛 氏 (経済産業省 東北経済産業局 局長)
司会大草芳江(natural science 理事、宮城の新聞)
参加費実費2,000円(natural science 応援団員)
備考宮城の日本酒と石巻産の新鮮なお魚が出ます(お酒のリストは別紙参照)。
次第 ■第1部(18:00~18:30) ゲストによる講演会
 【ゲ ス ト】 数井 寛 氏(経済産業省 東北経済産業局 局長)
■第2部(18:30~20:00)  ゲストを交えた意見交換・交流会
 【乾杯の挨拶】 原田 晃 氏(産業技術総合研究所 東北センター 所長)
 【中締の挨拶】 工藤 治夫 氏(工藤電機会長・みやぎ工業会理事・宮城産業人クラブ会長)

ゲストのプロフィール

【人物・経歴】数井 寛 Hiroshi Kazui
昭和33年10月 東京生まれ
昭和57年 3月 東京大学教養学部教養学科卒業
昭和57年 4月 通商産業省入省(貿易局総務課)
平成 2年 7月 機械情報産業局車両課長補佐
平成 4年 5月 通商政策局経済協力課長補佐
平成 6年 6月 大臣官房調査統計部管理課長補佐
平成 7年 1月 石油公団備蓄計画部計画課長
平成 8年 5月 〃 総務部総務課長
平成 9年 7月 工業技術院総務部国際研究協力課長
平成10年 6月 日本貿易振興会ウィーン・センター次長
平成13年 7月 防衛庁装備局艦船武器課長
平成15年 8月 中小企業庁経営支援部創業連携推進課長
平成16年 6月 中小企業庁経営支援部経営支援課長
平成17年 9月 独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構総務部長
平成19年 7月 中小企業庁長官官房参事官(総合調整)
平成20年 7月 中小企業庁経営支援部長
平成21年 7月 東北経済産業局長

【参考記事】
東北経済産業局長の数井寛さんに聞く:社会って、そもそもなんだろう?(1/3ページ)
東北経済産業局長の数井寛さんに聞く:社会って、そもそもなんだろう?(2/3ページ)
東北経済産業局長の数井寛さんに聞く:社会って、そもそもなんだろう?(3/3ページ)


宮城の日本酒リスト

coordinated by 亀岡の地酒屋 阿部酒店

銘柄日本酒の種類・分類備考使用米精米歩合醸造年度
大吟醸の部
(今年の全国新酒鑑評会金賞受賞タンク)
日高見大吟醸タンク指定62号山田錦40%21by
黄金澤大吟醸杜氏五代山田錦40%21by
純米大吟醸の部
(米の違い 醸造年度の違い)
乾坤一純米大吟醸中取り雄町40%21by
宮寒梅純米大吟醸袋取り金賞受賞酒ひより40%21by
浦霞純米大吟醸蔵の華40%19by
純米吟醸の部1
(米の違い 醸造年度の違い)
日輪田純米吟醸原酒雄町50%20by
萩の鶴純米吟醸原酒亀岡美山錦50%21by
墨廼江純米吟醸八反錦55%21by
純米吟醸の部2
(同じ米で 蔵の違い 仕込みの違い)
橘屋純米吟醸山廃蔵の華50%21by
栗駒山純米吟醸蔵の華50%20by
伯楽星純米吟醸蔵の華55%21by
純米の部 山和特別純米蔵の華60%21by
橘屋特別純米ひとめぼれ60%21by

・使用酵母は、伯楽星(自社酵母)以外 全て宮城で開発した宮城酵母です
・%は精米歩合です
・byは酒造年度です



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